NPO法人女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト(GSTEM-CPP)は、女子中高生が科学や技術にふれ、その世界で生き生きと活躍する女性たちとつながり、科学や技術に関心のある仲間や先輩とともに将来を考える機会として、「女子中高生夏の学校2025~科学・技術・人との出会い~」を開催します。
このプログラムでは、2泊3日の研修期間中、女子中高生が理工系の研究者や技術者、大学生・大学院生等との交流を通じて、理工系進路の魅力を知り、あるいは再確認し、理工系に進もうという意思を高めることを目指しています。加えて、研修後にも女子中高生が進路選択、キャリア形成について考えを深めるための支援を行います。
開催概要
イベント名 :女子中高生夏の学校2025(略称:夏学2025)
開催日時 :2025年8月9日(土)~8月11日(月) 2泊3日
開催場所 :国立オリンピック記念青少年総合センター(アクセス)
参加者 :女子中高生(中学3年生、高校1~3年生、高等専門学校生)約90名
参加費 :10,000円(宿泊2回、食事5回分を含む)
参加資格
参加資格は、中学3年から高校3年の女子生徒です。
高等専門学校1~3年生、中等教育学校等の場合は、相当する学年が対象です。科学・技術に興味・関心のある女子生徒の参加をお待ちしております。進路の文系、理系は問いません。進路を文系か理系かで迷っている人も大歓迎です。過去の夏学に参加したことのある人でも申し込めます。
応募方法
申込サイトより、注意事項をよくお読みになったうえで、お申込ください。
申込期間 :4 月24 日(木)~6 月13 日(金)午後5時まで
※@natsugaku.net からのメールを受信できるメールアドレスでお申込ください。
(特に携帯アドレスからのお申込の場合は、ご注意ください)
所要経費
参加費:10,000円(宿泊費及び食費を含む)
宿泊費及び食費の内訳(2泊+5回分の食事代):
【宿泊】8月9日(土)、10日(日)の2泊
【食事】8月9日(土) 夕食 (昼食はご自分で済ませてから集合ください)
8 月10日(日) 朝食、昼食、夕食
8 月11日(月) 朝食
※食物アレルギーや参加にあたって不安がある方は、参加申込の申込フォーム「連絡事項」の欄に具体的に記入してください。
交通費の補助:参加女子中高生のうち、交通費が学割を適用して往復30,000円を超える方のみ、その費用の一部を補助する予定です(人数によっては補助できない場合があります)。
参加費の免除:奨学給付金、もしくはそれに類する給付金の受給者を対象に参加費1万円を全額免除いたします。
保険への加入:参加者全員に保険に加入していただきます。詳しくは参加決定時にお知らせします。
参加にあたって
1.夏学2025の活動・成果を普及するため、当日の様子を録画・撮影して、その画像を「女子中高生夏の学校」及び主催 NPO 法人のホームページ・SNSに掲載あるいは各種会議等で使用する予定です。具体的には、以下の目的の範囲内で、参加いただくにあたってご提供いただいた個人情報(画像を含む)を利用しますので、あらかじめご承知おきください。
(1)当法人の活動に関するご案内、支援のお願い、報告等のため。
(2)女子中高生のキャリアパスに関する調査研究を実施するにあたって適切であると当法人が判断した学術研究機関等に対して、当該調査研究目的のために提供する場合。
(3)その他当法人から皆様にご連絡を要する場合。
(4)イベントの開催にあたって協力のあった団体から、当該団体における広報や報告のための提供の依頼があった場合。
2.施設利用にあたっては、国立オリンピック記念青少年総合センターの方針に従ってください。
プログラム スケジュール
1日目 8月9日(土)
13:00〜13:10 開校式 開会宣言:実行委員長 山本直樹(日本技術士会)
13:10〜14:20 学生企画「Color Fragments〜みんなで作る“ひとつの光”〜」
夏学始めの緊張を解き、3日間を有意義に過ごせるようコミュニケーションに対してハードルを下げる企画です。クイズや他己紹介を通じて、生徒の緊張をほぐしながら初めて出会う仲間がどのような個性を持っているのか発見します。
14:30〜15:55 キャリア講演
「きぼうのそのさきへ」 (ビデオメッセージ)
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙探査イノベーションハブ 川﨑 治さん
「考えてみて、将来への選択肢〜私はITでシステム変革〜」
日本IBM 木下琴美さん
「大好きな実験を仕事にも人生にも! 〜技術士(経営工学部門)として私の特性を活かす〜」
大手食品メーカー技術系総合職×利益改善コンサルタント(個人事業複業) 小松加奈さん
16:30〜17:30 学生企画「理系進路ビンゴ」
理工系をテーマとしたゲームや大学生・院生の学生スタッフとの交流を通して、参加生徒に理工系の多様な進路や科学・技術がもつ魅力を発見します。また、班活動での協力や対話を通じて、対人能力などの向上を図ります。
17:30〜18:50 夕食
19:00〜20:00 学生企画「Step ! UP ! Together !」
学年の近い生徒同士で話し合うことで、その学年特有の悩みを打ち明け、互いの経験や視点を尊重します。また、学生スタッフとの対話や交流を通じて、新しい分野と出会い、興味関心の幅を広げることを目指します。
2日目 8月10日(日)
9:00〜11:30 実験・実習「ミニ科学者になろう」
理工系専門分野の研究者・技術者の指導の下、実験・実習にじっくりと取り組みます。
11:45〜13:00 昼食
13:00〜14:10 ポスター展示「研究者・技術者と話そう」
協力学会、企業、大学から様々な理工系キャリアを歩んでいる人がポスター展示や演示実験を行います。
14:20〜15:10 進路・キャリア相談カフェ & ポスター展示(続き)
女子中高生が理工系の進路についてさらに深く知るため、理工系の学びや進路・留学などについて、多様な分野の様々な年代の人々と話し合います。
15:30〜17:30 学生企画「自己発見キャリアプランニング〜プリズムで広げる未来〜」
喜びの感情に焦点を当てた過去分析をすることで、自己理解を促進します。また、研修で受けた刺激を自分の将来への展望と重ね合わせ、キャリアプランとしてアウトプットします。
17:30〜18:30 夕食
18:40〜20:00 交流会
参加者同士、講師や実行委員、女子大学生・大学院生と交流します。
3日目 8月11日(月)
9:00〜11:30 学生企画「自己発見キャリアプランニング〜プリズムで広げる未来〜」
前日に作成したタイムラインを用いて、他の班の人に対してキャリアプランを発表します。
11:45〜12:00 学生企画「プリズムからその先へ」
仲間との3日間を振り返ります。生徒自身が夏学で得た学びに気づき、これからの進路への道標のひとつとしていくことを目指します。
12:00〜12:15 修了証授与、閉校式 閉会宣言:実行委員長 山本直樹
ご案内のドキュメント
過去の夏学の様子
・夏学2023(合宿型)の動画
主 催
NPO 法人 女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト(GSTEM-CPP)
(特別協力:一般社団法人 男女共同参画学協会連絡会)
後 援
文部科学省
内閣府男女共同参画局
独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)
一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)
公益社団法人 高等学校文化連盟全国自然科学専門部
(その他プログラム協力ならびに協賛学協会から後援を受けています。)
助成・寄附
公益財団法人 森村豊明会
株式会社 日本HP
メルク株式会社
KLA Foundation
国際物理オリンピック2023 記念協会支援事業
RGA リインシュアランスカンパニー
問い合わせ先
office2025 (アト)natsugakuoffice.net(アトを@に変えてお送りください)