• 〜科学・技術・人との出会い〜
全てのみなさまへ
「女子中高生夏の学校2019〜科学・技術・人との出会い〜」の報告

 

「女子中高生夏の学校(夏学)2019」は、2019年8月9日(金)から8月11日(日)の間、全国から101名の女子中高生(以下参加者)、34名の大学生・大学院生スタッフ(以下学生TA)、理系分野の学協会、大学、高校および企業から200名以上が実行委員やプログラムスタッフとして参加し、例年通りに国立女性教育会館にて開催されました。

 夏学1日目(8月9日)

夏学2019は、今年の実行委員長を務める北里大学メディカルセンターの植松崇之さんの開会宣言によって始まりました。

その後、参加者は18のグループに分かれて、自分たちの世話をしてくれる学生TAのみなさんと対面しました。まだ緊張の面持ちのなかで、続いて会場である国立女性教育会館の内海房子理事長のあいさつ、オリエンテーションに臨みました。

最初のプログラム「キャリア講演」では、矢島佳澄さん(合同会社techika代表)からは、ハードエンジニアリングの技術を駆使して自分らしい仕事づくりを目指して起業された自身のご体験などについて、加藤芽里さん(東芝メモリ株式会社)からは、これまでの人生での失敗がいかに自分を成長させたか、失敗こそがキャリアパスの力に繋がるという内容の講演をいただきました。

続いて、学生企画の「リケジョちゃんに叱られる」や「サイエンスバトル」では、グループ毎に学生TAの指導のもとで初めて出会う仲間たちと将来のリケジョキャリアに関するグループ議論を、また「あなたは子育て優先派?それとも仕事優先派?」といったテーマに関するディベートも行いました。

さらに、夕食後の「キャリア懇親会」では、様々な専門領域で活躍する研究者・技術者とフリートークを行い、分野毎にキャリアパスに関する疑問・悩みに関する相談や意見交換がなされました。

 

 夏学2日目(8月10日)

午前は14団体の協力学会や企業による実験・実習が行われ、参加者たちは工夫が凝らされた様々なサイエンスプログラムに挑戦しました。

また、午後からは45団体によるポスター展示が行われ、参加者たちは自由にポスター展示会場を見て周り、興味あるブースでは研究者・技術者から説明を受けたり質問をしたりしながら、科学的知識を深めました。

続く学生企画「Gateway」では、参加者たちは研究分野やテーマに沿って分けられた約20のブースを周り、研究者・技術者に個別の進路やキャリア相談を行い、専門家たちの体験や意見を参考に、将来の自分のキャリアイメージを膨らませました。

 

 

 夏学3日目(8月11日)

最終日には、これまでの2日間のプログラムを通して、自分が体験したり得られた知識を盛り込んで、「町づくり-将来の自分が輝ける社会-」をグループ毎にまとめたり、自分の将来のタイムラインを作成しました。夏学3日目は、参加者のみなさん全員が夏学の3日間で自らが経験したことをもとに、各自のキャリアプランをポスターにまとめて発表し、仲間と共有しました。

その後、出来上がった成果を参加者同士で披露しあって活発な意見交換を行い、お互いにエールを送りました。もちろん、学生TAや実行委員たちも、参加者たちの希望に溢れる将来のプランに、精一杯の応援を送りました。

並行して別会場では、参加者の保護者からの理系進路選択支援に関する質問や相談を受ける座談会も催されました。

その後の「夏学振り返り」では、学生TAのみなさんがまとめた夏学ダイジェストが上映されました。また、各グループには担当TAがネーミングを考えたユニークなグループ賞と、各団体から提供頂いた記念品が贈られました。さらに、参加者たちは「サイエンスアンバサダー」に任命され、自分たちの夏学体験を身近な人たちに伝える役目が与えられました。最後に、実行委員長から「夏学の体験を活かし、将来の自分を大きく羽ばたかせてください」とのエールを込めた閉会宣言がなされました。

3日間と短い期間ながら、共同生活を通じて親しくなった仲間やTAとの別れを惜しみながら、みな笑顔や涙で帰路につきました。夏学2019もこれまでの夏学と同様、参加者たちの貴重な体験として、将来の進路選択やキャリア形成に役立つことが大いに期待されます。

 

 夏学2019のプログラム

夏学2019の会期中における詳細なプログラムについて、下記のPDFファイルをダウンロードの上、ご参照ください。

 

 

 編集後記

夏学2019の開催に当たっては、下記のリストにありますさまざまな官公庁、学協会、企業および団体のみなさまから多大なるご支援を頂きました。

 

 

そう遠くない将来、さまざまな職業や立場で素敵に活躍するみなさんに再会できますことを、実行委員メンバー一同心より願っています。

 

2019年9月24日
女子中高生夏の学校実行委員 一同

 

※この度の夏学をご支援いただいた学協会・企業・団体のみなさまには、別途実施報告書をお送りいたします。また、公式SNSでも写真付きで同様の内容を掲載しておりますので、適宜そちらもご参照ください。